decadence 〜デカダンス〜

 

 

 

「もう・・・ダメ・・・」

                    君の厚ぼったい唇が・・・

 

「何で?・・・仕様が無いな」

                     しなやかな指先が・・・

 

「だって・・・イヤ・・そんな・・」

                     大きな手の平が・・・

 

「本当にイヤ・・・なの?」

                     見つめる琥珀の瞳が・・・

 

「・・・・んぁ・・・・」

                     震える長い睫が・・・

 

「観念したね・・・」

                     伸びかけの金の髪の一房が・・・

 

「ちがっ・・・あぁ!・・・」

                     五感を震わすその声が・・・

 

「ココは・・・」

                     逞しい胸が・・・

 

「そんなの出来ない・・・」

                     汗で濡れた二の腕が・・・

 

「おねだりが上手くなったよね・・」

                     日焼けした背中が・・・

 

「そんな・・に・・見ない・・・」

                     不意に零れる吐息が・・・

 

「隠さないで・・・」

                     絡み付く長い足が・・・

 

「・・・もう!・・・」

                     生え揃わない産毛のようなヒゲが・・・

 

「舐めて良い?」

                     求め焦がれた体臭が・・・

 

「あぁん・・・・・やめ・・・」

                     執拗に追い詰める舌が・・・

 

「やめ・・ないで・・だよね」

                     悪戯に喜ぶ目の光が・・・

 

「ヘンになりそう・・・」

                     身体を濡らす汗が・・・

 

「癖になる・・・の間違いじゃない?」

                     受け止める身体の重みが・・・

 

「・・・もっと・・・」

                     千切れた理性が・・・

 

「うん・・・・良いね・・・」

                     芽生えた野生が・・・

 

「あぁ!!・・・あん・・・」

                     猛る男のシルシが・・・

 

「くっ!」

                     注ぎ込まれる体液が・・・

 

「ヒロ」

                     君のすべてが・・・・・・・

 

「大ちゃん」

                     僕のモノになるなら・・・・

 

「このままボク・・・」

                     僕は命なんかいらない・・・・・・・

 

「うん?」

                     君のすべてにボクはなりたいから・・・ 

 

 

                          「殺して」

 

 

 

                      「良いよ。一緒に逝こう」

 

 

 

 

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異色(?)なショートになってしまった〜〜(^_^;

【退廃】な感じを書きたかっただけです。

こんなのも有りって事で。

suika

                         

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